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記事 · 無垢材 2026-05-29

無垢フローリングの経年変化と手入れの実際

オイル仕上げとウレタン仕上げ、どちらを選ぶかの判断基準
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Marble & Redwood
設計コラム
2026-05-29
障子と畳の廊下に置かれた、灯りのともる照明

無垢フローリングを選んだ施主から、引き渡し後によく聞く質問があります。「床に隙間が開いてきたけど大丈夫か」「傷がついたらどうすればいいか」「オイルはいつ塗り直せばいいか」。これらは素材の特性を知っていれば対処できることがほとんどです。

オイル仕上げとウレタン仕上げの違い

オイル仕上げは木の表面に植物性オイルを浸透させる方法です。木の質感がそのまま残り、素足で歩いたときの感触が柔らかいのが特徴です。傷がついても部分的にサンディングしてオイルを塗り直せるため、補修がしやすいです。ただし水や汚れに対する耐性はウレタンより低く、定期的な再塗布が必要です。目安は2〜5年に一度ですが、使用頻度や日当たりによって変わります。

ウレタン仕上げは木の表面に樹脂の膜を作る方法です。水や汚れに強く、日常の手入れが楽です。ただし傷がついたときに部分補修が難しく、全面的な塗り直しが必要になることがあります。また木の質感が膜の下に隠れるため、素足の感触はオイル仕上げより硬く感じる人が多いです。

収縮と反りはなぜ起きるか

無垢材は生きた木から切り出した素材なので、湿度の変化に応じて膨張・収縮します。冬の乾燥した時期に床板の間に隙間が開くのは、この収縮によるものです。春から夏にかけて湿度が上がると、隙間は自然に戻ることが多いです。

Marble & Redwoodが仕入れているナラ無垢フローリングは、岐阜県の製材所で自然乾燥期間を十分に取ったものを選んでいます。含水率が高い状態で施工すると、乾燥後の収縮が大きくなるため、この工程は省けません。

日常の手入れで気をつけること

  • 水拭きは固く絞った雑巾で。水を流すような拭き方は厳禁
  • 中性洗剤を薄めたもので汚れを落とし、すぐに乾拭き
  • オイル仕上げの場合、年に1〜2回専用オイルを薄く塗布
  • 直射日光が当たる部分は日焼けで色が変わりやすいため、ラグや家具で保護
  • ペットの爪傷はオイル仕上げなら部分的にサンディングで対処可能

無垢フローリングは変化する素材です。その変化を「劣化」と見るか「育ち」と見るかで、選ぶかどうかの判断が変わります。どちらの仕上げが生活スタイルに合うかは、よくある質問のページか初回相談でご確認ください。

#無垢材#フローリング#手入れ#オイル仕上げ

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