リノベーションで素材を決める順番と理由
リノベーションの相談で「何から決めればいいか分からない」という言葉をよく聞きます。床・壁・天井・建具・照明、決めることは多いですが、順番を間違えると後から変更が難しい部分が出てきます。Marble & Redwoodが実際のプロジェクトで使っている順番と、その理由を整理します。
最初に決めるのは床材
床は部屋の中で最も面積が大きく、視覚的な印象を最も左右する素材です。また床材を決めると、それに合わせて壁・天井の色と素材の選択肢が自然に絞られます。逆に壁の色を先に決めると、床材の選択肢が狭まって後悔することがあります。
床材を選ぶ前に確認することは、既存の家具の色と素材です。ダークブラウンの家具が多い部屋に白い大理石の床を合わせると、コントラストが強すぎて落ち着かない空間になることがあります。施主が持ち込む家具の写真と寸法を最初に確認するのは、このためです。
壁の仕上げは床が決まってから
床材が決まったら、次に壁の仕上げを選びます。このとき、部屋に入る光の方向と量を確認します。北向きの部屋に白い漆喰を使うと、光が少ない時間帯に壁が青みがかって見えることがあります。南向きで光が多い部屋なら、少し暖色寄りの仕上げが落ち着いた印象になります。
壁の仕上げは全面同じにする必要はありません。一面だけ素材を変える(アクセントウォール)ことで、空間にメリハリが出ます。スモークドオーク突き板パネルを一面に使うのは、この考え方からきています。
照明の色温度を最後に確認する
素材と仕上げが決まったら、照明の色温度を確認します。電球色(2700〜3000K)は木材や石材の暖かみを引き出しますが、白い漆喰壁には黄みがかって見えることがあります。昼白色(5000K前後)は清潔感がありますが、木材が冷たく見えることがあります。
Marble & Redwoodでは、素材サンプルを実際の照明の下で確認することを勧めています。カタログの写真は撮影用の照明で撮られていることが多く、実際の空間とは色みが異なる場合があります。
素材を決める順番は、後から変更できる部分と変更が難しい部分を意識することから始まります。どこから手をつければいいか迷っている方は、初回の無料相談でご相談ください。